2012年10月31日水曜日

Gradleで外部依存関係を指定する

Gradleにおける外部依存関係とは、プロジェクトが依存する外部モジュールを指す。例えば、Javaプロジェクトにおいて、ソースのコンパイル時や実行時に必要となるjarファイルがある場合、Javaプロジェクトはこれらのjarファイルと外部依存関係を持つことになる。

Gradleで外部依存関係を指定する方法は、具体的には以下の通り。


上記の例では、dependenciesプロパティ(5行目)で外部依存関係を指定している。compileはjava pluginで定義されているconfigurationでコンパイル時および実行時に必要な外部モジュールを指す。

外部モジュールは、‘group:name:version’という書式で指定する。group, name, versionはそれぞれMavenのgroupId, artifactId, version(これらの詳細は、Maven - Guide to Naming Conventionsを参照)に相当する。

外部依存関係として指定された外部モジュールは、reositoriesプロパティに定義したリポジトリから検索される。リポジトリについては、『dev-xconnecting: GradleでMavenリポジトリを使う』を参照のこと。

関連リンク

  • Gradle本家ユーザガイド
    • Gradle User Guide
      • 7.2.2. External dependenciesから必要(または理解度)に応じてリンクをたどっていくとよい

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