2013年2月25日月曜日

Gradleでファイルシステムをリポジトリとして利用する

ファイルシステム(Mavenなどで管理されていない通常のフォルダ)をリポジトリとして利用する例は、以下の通り。


この例では、プロジェクト内のlibフォルダ直下をリポジトリに指定している(5行目)。ファイルシステムをリポジトリとして使用する場合、依存関係の指定にはnameとversionを使用する(9行目)。groupの指定は必要ない。上記のように指定した場合はcommons-lang-2.6.jarが、versionを省略した場合はcommons-lang.jarが検索される。

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2013年2月22日金曜日

Gradleでファイルシステム上にあるjarへの依存関係を定義する

Gradleを使ってファイルシステム上にある(Mavenなどで管理されていない)jarへの依存関係を定義する方法は、以下の通り。


この例では、プロジェクトのlibフォルダ直下に存在するjarファイルへの依存関係をflatDirを使って指定している(5行目)。jarファイルごとに依存関係を指定する必要がないので、gradleで管理されていない既存のプロジェクトで、依存関係のあるjarがすべてlibフォルダに含まれている場合は、この方法が手っ取り早そう。

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2013年2月21日木曜日

GradleでEclipseのクラスパス変数を設定する

GradleでEclipseのクラスパス変数を設定する方法は、以下の通り。


この例では、クラスパス変数GRADLE_USER_HOMEにgradleのユーザホームディレクトリを指定している(5行目)。

eclipseタスクを実行後に、Eclipse上でプロジェクトを更新すると、クラスパス変数がEclipseに反映される。Eclipseで作成したJavaプロジェクトでは、eclipseタスク実行後にJDKへの参照が重複して登録されることがあったので、事前にcleanEclipseタスクを実行しておくのが無難。

Mavenリポジトリなどを使って依存関係を解決している場合、上記のようにクラスパス変数を指定しておくと、Eclipseの.classpathファイルにユーザディレクトリの絶対パスが記述されるのを防ぐことができる。

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2013年2月14日木曜日

GradleでGroovyアプリケーションを実行

Gradleでjarに固めていないGroovyアプリケーションを実行する方法は、以下の通り。


GroovyのソースはJavaのクラスにコンパイルされるので、Javaアプリケーションを実行する際と同様、タスクのtypeにはJavaExceを指定する(8行目)。mainには明示的にmainメソッドを持つクラスだけでなく、Groovyスクリプトも指定可能(10行目)。

2013年2月13日水曜日

GradleでJavaアプリケーションを実行

Gradleでjarに固めていないJavaアプリケーションを実行する方法は、以下の通り。


タスクのtypeには、JavaExceを指定する(4行目)。classpathには実行時のクラスパスとしてsourceSets.main.runtimeClasspathを通すしておくのがミソ(5行目)。mainにはmainメソッドをもつクラスの完全修飾クラス名を指定する(6行目)。

2013年2月8日金曜日

GradleでJavaソースのエンコーディングを指定してコンパイル

Gradleで、Javaソースのエンコーディングを指定してコンパイルする方法は、以下の通り。