2012年6月8日金曜日

Xcodeでworkspaceを使う際のディレクトリ構造

Xcodeでworkspaceを使う場合、Xcode内でのプロジェクトやファイルの配置とは別に、実際のディレクトリ構成を検討する必要がある。また、それとあわせてgitを使う際の指針も必要となる。

ライブラリなど他のプロジェクトから参照されるプロジェクトは、

  • 複数のワークスペースで使われることがある
  • ワークスペースごとにリビジョンが異なる場合がある

ことなどを考慮すると、gitのsubmoduleとして管理するのがよさそう。

これを前提に、ディレクトリ構成とgitの運用指針を以下のように考えてみる。

  • アプリケーションのプロジェクトとライブラリのプロジェクトは個別のgitリポジトリとして管理
  • アプリケーションのプロジェクトフォルダ内にワークスペースを管理するファイル(*.xcworkspace)を配置
    • *.xcworkspaceもgitの管理対象とする
  • アプリケーションのプロジェクトフォルダ内にライブラリのプロジェクトフォルダを配置
    • git submodule addを使う
  • アプリケーションのプロジェクトではライブラリのプロジェクトフォルダをgitのsubmoduleとして管理
    • どのリビジョンのライブラリを使うのかを管理する

Gitのsubmoduleはこれまで使ったことがないので、この方針で運用してしばらく様子をみてみる。

関連リンク

Xcodeでworkspaceを使う

Xcodeで複数プロジェクトをまとめて管理するにはワークペースを使う。ワークスペースを設定する手順は、以下のリンクに簡潔にまとまっている。
設定内容の詳細については、下記リンク(および、そこから辿れるリンク)が詳しい。
なお、ワークスペース内でのプロジェクトの配置は、横並びにも入れ子にもできるが、機能的な違いはなさそう。

 

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